松阪牛の育て方と歴史について

松阪牛とは、全国各地から優秀な血統の子羊を、松阪牛個体識別管理システムの対象地域で育て、子供を生んだ経験のない黒毛和種の雌牛のことを指しています。

一番多いのが、兵庫県の丹波地方で選ばれた生後7ヶ月から8ヶ月の子牛で、約3年をかけて育てます。

松阪牛の育て方ですが、きちんと丁寧に1頭、1頭を管理し、敷きわらを小まめに入れ替え、清潔な環境で、快適に休めるようにしてあげます。

そして皮下脂肪をまんべんなく付けるために、血行がよくなるようなマッサージをしていきます。

このような小まめな世話を3年近くしていきますが、出荷の半年前からは、さらにレベルアップした世話をします。

例えば食欲増進のためにビールを与えたり、また毛並みをさらにツヤのある良いものにするために、焼酎のマッサージをしたりします。

以上のような世話をするおかげで、霜降りが細かく、肉質の柔らかい松阪牛になるというわけです。

もちろん、飼料も厳選されていますので、脂肪分に甘みがあり、まさしく「肉の芸術品」とも言えるでしょう。

では次に、松阪牛の歴史についてご説明いたしましょう。

昭和の初期の時代には、農村に牛がいることは当たり前で、農耕用(役牛)として利用され、家族の成員の一人のようにきちんと世話がされていました。

牛は農耕用として3,4年が過ぎると段々太ってきて、この太った牛を「太牛」と呼びます。

肉がたくさん付いた牛はそれはそれでとても美味しく、日露戦争の頃には上質の牛として売りだされていました。

その後、昭和10年に、芝浦市場で開かれた「全国肉用畜産博覧会」で松阪牛が最高の名誉を獲得し、全国に知れ渡るようになりました。

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